10年以上使ってきた壁掛け時計の秒針が進まない不具合が生じたので買い換えることにしました。
最近だと、秒針のコチコチという音がないスイープ運針というのが壁掛け時計にもあるようです。
連続運針の静かな時計が欲しい
テレビなどの音がなく部屋が静かになったとき、壁掛け時計の秒針が動く音が気になったりします。
人によるとは思いますが、そのときの気分によるという方も少なくないでしょう。
もし、時計を置く部屋を利用する頻度が多く、その時間が長いのならば秒針の音が押さえられた時計を選んでおけば安心です。
そんなわけで、壁掛け時計を新しくするにあたり連続(スイープ)運針の時計を選ぶことにしました。
CITIZENの掛け時計8MY509-006
購入したのはCITIZENの8MY509-006という丸い形の壁掛け時計。
色はブラウンを選びました。
風防には電波時計と書かれています。
付属品は、壁に固定するための木ネジと単三電池です。この電池はマンガン電池とのことですので、長期の利用に当たってはアルカリ電池を購入者側で用意してくれとのことです。
時計の設置
新しい時計に電池を入れると、まず短針と長針が12時位置にセットされてから秒針も12のインデックス位置へ戻ります。
12時丁度の時刻を指したところで電波の受信が始まります。
電波の受信には時間がかかるかと、出かける前の洗顔を済ませ部屋に戻ると受信が完了しテレビでは気象情報の解説が始まりました。
電波の受信性能は良好です。全般的に優れた性能なのか個体差でたまたま当たりを引いたのかは分かりませんが時刻の修正が早い電波時計は気分がいいです。
RHYTHM(リズム)製ムーブメント
8MY509-006に使用されているムーブメントにはRHYTHMのブランドロゴが入っています。
強制受信の方法など、基本的な使い方は本体裏面の機械の隣に印字されたシールが張られていました。
受信の完了を確認するためのLEDはムーブメントの操作ボタンの間にあるので正面からは見ることが出来ない構造です。
夜中に時刻を補正する機械だと正面から見えても意味がなく、以前に使用していた電波クロックもLEDの点滅など滅多にお目にかかれなかったので、この辺は妥協できる部分でした。
8MY509-006のデザイン
色はブラウンを選びましたが、濃いめの茶なので曇りの日や蛍光灯の下での見た目は黒です。
もう少し明るい茶を期待していましたが、この辺はどんな部屋にも合わせ易いといった理由から濃い色になっているのでしょう。
反面、なめらかに動く秒針のゴールドは好印象です。
掛け時計に求める条件
自宅のリビング向けに壁掛け時計を選ぶ際に求める条件は、正確な時間を表示してくれる電波時計であること、部屋の雰囲気になじむデザインであること、秒針の動きが静かであることの3つではないでしょうか。
今回の時計選びは、秒針の動きを一番に選びましたが電波補正の機能も欲しかったため、このモデルを選ぶに至りました。
デザインについては、部屋全体の趣や色調に合わせたいのと同時に、掛け時計は家具や日用品と異なり、日に何度かピンポイントで視線を向けるものという意味では少し物足りなかったかもしれません。
ただし、休日は外で過ごす時間を大事にしたいなどという方には必要十分な条件を満たしている屋内用の時計と言えるでしょう。
私自身もそんなライフスタイルのほうが楽しいのではと考えますし、外出用の腕時計には気分が充分に満たされています。