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腕時計を楽しむ人にとって時計は身につけて楽しむほかに、手入れをするためのメンテナンスの時間さえ至福のひと時となるでしょう。
まずは外装のメンテナンスから
腕時計は外出時に常時身につける使い方が基本であるため、目には見えにくいケース裏やバンドの内側部分に汚れが付きやすいようです。
この手の目立ちにくい汚れは気づかぬうちの広がりやすいのが特徴でもあります。
気づいたときに柔らかい布やブラシなどで磨いてあげたり、汚れ具合によってはブレスを外すなどして個別に掃除してあげるのがよいでしょう。
ケース本体や金属ブレスは経年により小傷が出来てきますが機械式時計ならオーバーホールに出す際にメーカーや時計店に相談してみるのが良いでしょう。
機械のメンテナンスをどうするか
自動巻きや手巻きなど機械式時計は、長期間の使用や経年により部品の摩耗、油切れなどが生じ精度を維持できなるのでオーバーホールが必要になります。
時計のオーバーホールは、時計店またはメーカーに依頼するのが基本的な手段。
個人が行う作業としてはなかなかハードルが高く、自分でオーバーホールをするためには工具や油、交換部品を全て用意しなくてはなりません。
また、試行錯誤を繰り返しながら大量の時間を浪費したにもかかわらず分解前の精度すら維持できなくなることもあり得ます。
時計のオーバーホールには、鍛錬された正確な技術と部品調達の手段、作業に要する時間などを特別に用意しなければなりません。
こうした手間や費用を考えると最初から専門店やメーカーへ大事な時計を預けることが一番無難な選択肢と言えるでしょう。
例外的に自分でカスタムを施してしまった時計は、メーカーなどでは改造品とみなされオーバーホールを受け付けてもらえないので別なメンテナンスの手段を探す必要があります。
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