電池寿命が長いはずのCASIOの防水腕時計WV-M200ですが長年の使用により液晶に何も表示されなくなってしまったので電池交換をすることにしました。
ケースにWAVE_CEPTORと書かれたCASIOのSPORTS_GEARシリーズのWV-M200は安価に入手できる防水対応の電波時計です。
※当記事を参考にして電池交換をされた場合の破損または不具合については一切保障できません。腕時計の電池交換は専門店またはメーカーへ依頼してください。
電池切れで何も表示しないWM-M200
WV-M200の表示が完全に消える前に、LEDライトが点灯しなくなる症状がありました。
この時計は購入価格が税抜きで5,000円程度だったと記憶しています。
たしか、電池寿命で5年以上とあったように記憶していますが正確なところは覚えていません。
主に仕事中に使用していた時計ですが、あちこちぶつけたりしてボタンが押されるので仕様上の電池寿命までは持たないなと覚悟はしていました。
安価な電波時計ですが、ボタンが一つ押されただけでよその国の時刻に切り替わってしまうのでワールドタイムは正直要らない機能だと今でも思っています。
内蔵電池の交換作業
この時計はホームセンターで入手可能なCR1620が使用されていて交換方法も腕時計の中でも簡単なほうです。
裏蓋のネジ4本を外してケースを開ければボタン電池にアクセスできます。
ボタン電池を固定している金具は左上にある引っかけを精密ドライバーで押して外しました。
腕時計にCR1620のようなメジャーなボタン電池が採用されているのはありがたいです。
見たこともないような型番が使用されている時計だと、ケースを開けた状態で作業が中断してしまいます。
電池を新品に入れ替えて押さえの金具を元通りに押し込みます。
液晶表示が復活した電波時計WV-M200
一応、例によってACの端子とプレートの指定箇所をショートさせました。
AC端子が奥の方だったので精密ドライバーを介して短絡させています。
裏蓋を元に戻して表示を確認してみるとWV-M200が息を吹き返しています。照明ライトも元通り点灯するようになりました。
WAVE CEPTOR手動受信操作
WV-M200はWAVE CEPTORと表記のある電波時計なので、そのまま放置していれば24時間以内には正確な時間を受信してくれるはずですがメーカーサイトのPDFを参考にして強制受信を試みます。
手動受信の手順は、時刻モードで「左下ボタン」を約2秒押します。液晶の一番上の段に「RC!」と表示され受信が開始します。
電波状態が悪く受信できないとき、失敗したときには「ERR」が表示されます。
電池が新品になり正確な時刻表示を取り戻したWV-M200ですが、外見は小傷が多く目立ちます。また防水のためのパッキンが古いままなので防水性能はだいぶ劣化しているものと思われます。
しかし、故障しているわけでもなくこうして動いているうちは手放せないのが腕時計ですね。
おすすめ記事