カシオのG-SHOCK【DW-5600MS】を手にしたとき、これほど現在時刻が確認しづらい時計がこの世にあるのだろうかと不思議になったほど。
時間の確認がしづらいとなるとはたして、このDW-5600MSは何に使われ、コレのどこを評価すべきなのか不思議に感じるところです。
レッドアイと呼ばれる数字の赤
このDW-5600MSは反転液晶を採用しているだけでなく、そこに表示される数字の部分が薄っすら赤いのが特徴で、レッドアイとも呼ばれているようです。
そして、ここがノーマルの透明ではなく赤だから視認性が下がってしまっているのではと疑う部分でもあります。
DW-5600MSも中古購入したものなので、バッテリーが弱っているから表示が弱いのかと思い交換してみたのですが変わりませんでした。
もしかしたらバッテリーではなく回路そのものが劣化(コンデンサなど?)が影響してかもしれませんが、ここまで見づらいと最初からクリアな表示ではなかったのではと考えてもよさそうです。
反転液晶を採用したDW-5600MSの見づらさ
参考までに少し前に記事にしていたGW-B5600HR-1JFと並べて比較してみます。
左がレッドアイことDW-5600MS右側がGW-B5600HR-1JF。
そもそも反転液晶そのものがノーマルと比較すれば見づらい液晶ではありますが、GW-B5600HR-1JFのほうは腕に着けていて時間が分かりづらいとは感じることがありません(個人差はあります)。
夏しかG-SHOCKを身に着けない私が言ったところで信頼性に乏しいですが、DW-5600MSは屋内だと普通に時間が分からないというレベル。
特徴は液晶表示だけでないDW-5600MSの魅力
DW-5600MSは反転液晶のほかに、サイドのボタンまで黒っぽい仕上げになっていて液晶のみならず全体的に黒(マッドブラック)を強調したスタイル。
なるほど、黒を強調する手段で反転液晶を採用したともとれます。
加水分解が進んでいてべたつき気味ケースも、よく見ればなるほど他のモデルと比べ艶のないブラックです。
ベルトに書かれた1545はモジュールの型番でしょうか。
G-SHOCK好きにはここも気になるポイントなのかもしれません。
通常のDW-5600でもモジュールは1545なので、DW-5600MSは1545で反転液晶、しかも赤の時刻表示がされる特別仕様といったところでしょう。
ココがDW-5600MSの売りであり魅力となるポイントであると理解いたします。
でも、時刻を確認するために身に着けるリストウォッチなので、その辺の問題解決のため右手にも時計付けちゃうってのもありかもしれません。
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