少しの工夫で愛着が増す腕時計のカスタム

少しの工夫で愛着が増す腕時計のカスタム カスタム

サイト内には広告があります

車やバイクに好きなパーツを組み込み自分のお気に入りに仕上げる人がいるように小さな腕時計も自分仕様のカスタムが可能です。

この小さな拘りを身に着けること時計好きにとって充実した時間をもたらしてくれるでしょう。

※時計のカスタムはメーカーの保証がなくなるほか時計店でも修理を断られる可能性があります。

カテゴリーの新着

自分らしさを手軽に出せるベルト交換

腕時計のカスタムでもっとも簡単かつ自分らしさを発揮できる効果が高いのがベルトの交換でしょう。

基本の皮ベルトから布製まで自由度が高く、最近ではお洒落なカーボン素材のベルトなどがあって普段使いの時計のベルトを替えることで気分転換にもなります。

皮や布製のベルトはケースの取り付け部分の幅さえ合えば交換が可能ですが、気を付けたいのはもともと純正品に金属ブレスが使われていた時計ではケースとベルトの付け根に隙間ができることがあるところです。

時計の形状によってはベゼルで隙間が隠れるものもあるのでベルトを選ぶ際に検討しておきたい部分でしょう。

また、純正品以外の金属ブレスは該当するモデルの専用品として作られたものでない限り弓環が適合しないことがほとんどなので注意しなければなりません。

人気モデルでは針や文字盤の交換も可能

時計の売れ筋モデルでは、針や文字盤など部品の規格がある程度共通されていることが少なくなく、こうした機種ではそれぞれ部品の交換が可能です。

この手の時計では社外品の文字盤などが専用のカスタムパーツとして入手可能であったり、そうしたカスタムパーツを組み込むことでより個性を発揮できることにもなるでしょう。

注意しなければならないのは、文字盤の交換時の作業を含め針の取り付けには一定以上のの技術力が伴うので目的の時計に手を付ける前に別な時計で練習を積むか熟練者に任せるなどが必要です。

自分だけのオリジナルを実現できる時計のカスタム

海外サイトなどでは、特定のムーブメント(機械)ごとにノーブランドのケースなども販売されていて、そうしたケースを使うことによって他にはないオリジナルの時計を作成することが可能です。

ただし、この手の汎用品は大手メーカーのモデルよりデザインや質感が劣るため国産品をワンポイントでカスタムするのが、総合的な完成度を維持したまま自分だけのオリジナルも盛り込める時計に仕上げることができるでしょう。

完成した自分仕様の時計が車のカスタムと違うのは、小さく身に着けれられるものなのでいつも手元に置いて楽しむことができることです。

この世の機械の中で唯一身につけて使うことを目的として使われる時計だからこそ自分なりの個性を込めたいとき、高級時計などの選択肢だけでなく他にはない自分だけの1本を用意しておくことで満たされた自由な時間を過ごすことが出来ることでしょう。

先に書いた通り、持つ喜びと引き換えにメーカーや時計店での修理ができなくなることには妥協しなくてななりません。

カスタム時計を楽むには、いざというときに修理を引き受けてくれる人を探したり、自分でメンテナンスの腕を磨くことも時計を楽しむ時間のうちとして捉えることが出来るかどうかにかかていることでしょう。

おすすめ記事

SIIのNH35機械式ムーブメントのこと【NH36、38やTMIロゴなど】
4R35の外販向けムーブメントとしてお馴染みのNH35を単体で入手してみました。回転鐘にはSIIとNH35Aの文字が入っています。それ以外は国内モデル用に使われている4R35や6R15と大きな違いは確認できません。
SARB033の6R15をNE15に載せ替え
SEIKOのメカニカルSARB033に搭載されている6R15CをNE15に載せ替えてみました。既知の情報ではNE15は6R15と同等の仕様ですので簡単に入れ替え出来そうですが、場合によってはケースへの取付で加工が必要になります。
自動巻き4R35ムーブメントの手巻き化
手巻き機能の付いた自動巻き時計はあまり手巻きしないほうが良いという話があります。しかし、数本持ってる時計を使い回したいときなどは、時計を振るのではなく竜頭を回してガシガシ手巻きしたくはないでしょうか。
アナログ腕時計と過ごす至高の時
デジタル化が進む時代に置いても腕時計は社会生活を過ごす上で必須アイテムです。なかでも共通の規則性を持った文字盤の上を正確に針が回る仕組みは特別なものであると言えるでしょう。

カテゴリーの新着

アナログ腕時計

NH35用36mmケースに巻真を加工して取り付け

NH35ムーブメント用として発売されている36mmの時計ケースを使ってカスタム時計を制作するにはムーブメントに付属する巻真をケースにあう長さにカットして使うことになります。その一連の作業に付いてまとめてみました。
アナログ腕時計

6R15が入っていたSBDC031のケースにSEIKO5の7S26を載せ替えてみる

リューズパイプの交換に失敗してそのままになっていたダイバーズウォッチSBDC031のケース。 リューズパイプについての記事↓ リューズパイプ(チューブ)の交換に挑戦:ダイバーズSBDG031失敗編 その後サイズが適合しそうなパイプが見つから...
アナログ腕時計

SIIのNH35機械式ムーブメントのこと【NH36、38やTMIロゴなど】

4R35の外販向けムーブメントとしてお馴染みのNH35を単体で入手してみました。回転鐘にはSIIとNH35Aの文字が入っています。
アナログ腕時計

セイコーSARB033のカスタム仕上がり具合【風防、針、ムーブメント】

SEIKOが作ったビジネスウォッチの最高峰といえるSARB033はノーマルな状態でも充分存在感のある機械式時計。そんな優等生なモデルを自分なりにカスタマイズした記録です。
アナログ腕時計

6R15にNH35(4R35)のパーツを使う

趣味で時計のオーバーホールを楽しむのにネックとなるのが部品の調達です。6R15搭載の時計なども例外ではなく、純正パーツそのものが素人には入手しづらいのに、その本物に値する価格が部品の確保のハードルを更に上げてくれます。