今回は、ウォッチ(腕時計)ではなくクロックの話です。
今、自分が所有している時計の中で一番古い時計は、セイコー製の小型で携帯が可能なトラベルクロック。
当時目覚まし機能が付いた旅行用時計としては最も小型のものではなかったかと思われます。
SEIKOの携帯用目覚まし時計
購入したのが今から30年以上前の時計になります。
裏面のラベルから「QQ611R」という型番がついているらしく、末尾のRはレッド(赤)でQQ611という製品の赤デザインということらしいです。
古いものですが、それほど陳腐さを感じさせないデザインだと思いますがいかがでしょう。
今時のタブレットPCにありそうな開いて折り返すとスタンドになるカバーがついています。
小型機器としての魅力
デジタルな小型情報端末と言えるようなものがなかった時代の時計で、汎用の電卓などはこの時計の何倍もの大きさ。
当然、液晶画面というものは普及しておらず今で言うデジタル表示の置き時計は数字が書かれたパネルが回転する構造でコンセントからの電源を必要としていました。
その時代にあって、薄型計量で販売されていたこの時計はのちにガジェット好きな大人になる自分にとっては大変魅力的に写ったものです。
これを購入した年に修学旅行へ持参したのを覚えています。
現在の旅行用時計
旅行用の携帯時計の種類が少ないのは今も昔も同じで、特に現在ではスマートフォンの普及により需要はめっきり減っていることでしょう。
この手の時計に求められる付加価値というのも少なくなっているのが実状ではないでしょうか。