廉価版スマートリングの試用2個目

廉価版のスマートリング 時計用の工具と関連機器

前回の記事で紹介した格安スマートリングはハードウェア的には満足な動作をしてくれているのが分かりました。

しかし、この手の廉価版デバイスは製品ごとの性能差も大きいのではという疑いもあるとから更に別製品を試すことにしました。

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別ブランドから選んだ2つ目のスマートリング

今回選んだのは表面が無地で特に目立ったところがないシルバーのスマートリング。

同梱品のUSB充電ケーブル

付属品は充電用のUSBケーブルが1つです。

本体の外観

指輪のデザイン

磨きが入ったような艶出しの仕上げは小傷が目立ちそうですが、使い込んでいけば傷が目立つようになるのはどのモデルでも同じで大差ないかと思います。

基盤のパターン

内側には前回のデバイスに似た回路のパターンが確認でき丸い形の充電ポートの形状はほぼ同じ。

先行して購入したリングと比較

外見上の違いはデザインの他にリングの肉厚が薄く仕上がっている点で並べて比較すると内側のパターンも微妙に違いがあるのが分かります。

計測中に光る内側の発光体

充電中に内側が赤く点灯し、充電が完了すると緑に変わる仕様は前回のデバイスと同じ仕様です。

心拍数の計測中

このLEDのように見える発光体は装着中に定時の計測時間になると心拍数の計測時(約1分)には緑が点滅。

血中酸素飽和濃度の計測中

血中酸素濃度飽和度の測定時には赤が点滅します。

指輪から漏れる光

この内部で点滅が赤のときリングと指の隙間から光が漏れ出て日中でも目立ちます。

向きが分かれば光る位置を調整できますが、無地のデザインなので装着時に内側パターンで発光体の位置を確認してから装着するなど工夫が要るようです。

スマートリングの使用感

気になるスマートリングの使用感ですが、心拍数の計測がスマートウォッチのように常時センサーが動作しているのではなく1時間ごとなど定時に測定が繰り返される仕様であるのは前回のスマートリングと同じでした。

また、歩数の計測についても接続済みのスマホと一緒に持ち歩かなくてもカウントされます。ただし、スマートウォッチのように正確な歩きの動作のカウントは期待できないので実際の歩数より多めにカウントされるようです。

また、前回使ったデバイスと比べ違いを感じた部分はスマホとペアリングする際のBluetoothの電波強度が弱かったことです。

また、バッテリーの持ち時間についても前回のモデルでは1週間程度継続して使えたのに対し今回のモデルでは5日間ほどで電源が落ちてしまったようで気が付かないうちにライフログの記録が途絶えていました。

それから今回試したモデルでは肉厚が薄いせいいか装着感が軽く感じられます。

アプリケーションの評価

スマートウォッチと違い本体にモニター表示がないのがスマートリングの特徴でもあるので、この辺を補ってくれる専用アプリケーションの完成度はデバイスを評価するにあたって本体性能と同程度に重要な部分です。

このデバイスが指定する「Lefun Health」というスマホアプリでは広告が頻繁に出ます。

アプリの機能的には、取得したデータを日ごとにグラフ化して表示するほか週毎や月毎での表示も可能で表示グラフのデザイン的な要素は前回のデバイスで使用したアプリ「JYouPro」より見やすいかもしれません。

また、心拍数などのデータをリアルタイムで知りたい場合には、その都度「測定ボタン」をタップする操作が必要なのはJYouProのときと同じで特定の運動後などの心拍数をピンポイントで記録したい場合はその時間にアプリから操作することになります。

なお、その日最初に起動するときなどアプリで音声付きの全画面広告が出たりするので、リング本体の性能が他のブランドと比べてそれほど劣らないとしても使う人によっては広告が気になってしまうかもしれません。

また、バッテリーの持ちが1週間持たなかった原因は装着頻度が多かったからなのか、外出時の高温が影響したのか分かりませんが、動作が停止する前日には残量が半分以上あったので、残容量を詳細に確認できないのはデバイスまはたアプリの仕様かと思われます。

2つ廉価版(格安)スマートリングを試してみて、それぞれ微妙な性能差やアプリの特徴が分かったところですが、やはり国内生産か大手のブランドから発売されている製品とアプリが安心して使えるのは確かだとあらためて認識させれような気がするのが正直なところです。

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