時計をメーカー(SEIKO)へ修理に出す際の梱包セット

アナログ腕時計

中古で購入したダイバーズウォッチに不具合がありましたが、まだ保証期間内だったこともありメーカーに修理を依頼することになりました。

やや面倒かなと思っていた発送作業でしたがSEIKOから送られてきた配送キットが優れモノでした。

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メーカーのサイトで修理の申込をする

時計を修理に出したいとき、セイコーの時計の場合は先にWebサイトから修理の申込みを行います。

専用画面で修理を申し込む時計の型番や症状などを入力することになります。
自分の連絡先や住所なども事前に入力することになりますが、実はこの申込み手続きか一番大変かもしれません。

保証書がない場合の有償修理のときは、時計の裏蓋に記載されている品番なども正確に入力しなければならないことになります。

このWebでの申し込みが完了しメーカーで修理を受け付けてもらえれば、配送キットが送られてくるというシステムです。

今回は保証期間内での無償修理で受け付けてもらえましたが、部品の保有期限を過ぎている場合など修理が困難な場合は配送キットは送ってもらえないこともあるのかもしれません。

送られてくる梱包セット

SEIKOの修理用配送キットの中身

修理を受け付けてもらえると数日後に画像のようなものが封筒で送られてきました。

中身は、時計を入れる箱とスポンジが真空パックされたものと、着払い配送伝票、発送に使う紙袋、修理する時計の梱包方法から配送までの手順書です。

時計修理用の箱の真空パック

この真空にラミネートされたパックの中に箱とスポンジ、輪ゴムが入っています。

時計を箱に入れる

時計修理用の箱

折りたたんである箱を広げると簡単に組み立てることができました。
二つあるスポンジの一つを底に入れます。

修理に出す時計

修理に出す時計のブレスの内側に付属の厚紙を入れ、同じく付属のビニール袋に入れてスポンジの上に置きます。

時計の上にスポンジを置く

箱の蓋を閉じる際に時計の上にもう一つのスポンジを置いてから箱を閉め輪ゴムで括ります。

宅配便を使い発送

最後に、時計を入れた箱を紙袋に入れて封をして宅配便の伝票を貼り付けます。

配送方法は、修理申し込み時にヤマト便と日本郵政が選択でき今回はヤマト便を指定しました。

あとは宅配業者へ集荷を依頼するなり営業所やコンビニなどへ持ち込んで発送。

時計が修理されるまでの順番待ち、経過待ちです。

修理の進捗状況は受付完了時に受信したメールに記載されたURLから確認が可能になっているので気長に待つことになります。

修理期間は約20日間ほどかかりましたが、修理にかかる期間は修理の内容にもよるとのことで一概には言えないようでした。1カ月以上かかるつもりでいたほうが良いかもしれません。

修理が完了すると登録していたメールアドレスに連絡があり、メーカーからは佐川便にて発送になります。

今回は、保証期間内でしたので費用は発生しませんでしたが、有償修理の場合時計が到着したときに(こちらからの発送代金と修理代金が)代引きでの支払いになるとのことです。

セイコーへ時計の修理をお願いするのは初めてでしたが、梱包用の箱を工夫したりする必要がなかったので助かりました。

精密機械なのでこういったシステムを用いないとメーカーへ送る際にあらたな故障が発生する可能性があるので大変なのでしょう。

今回のように保証期間内の修理というのは滅多にないと思いますが、この先有償修理を申し込みたいときも代引きの支払いが発生すること以外は手続きが全く同じですので迷うことなく修理の申し込みができそうです。

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