腕時計のメンテナンス用(格安)裏蓋開け工具

時計をいくつか所有しているとスクリューバック式の裏蓋を採用している時計のメンテナンスに使用するため専用の工具が欲しくなります。

たまたま、ネットで見かけた格安工具を使ってみたらこれが便利なのなんのって感激してしまいました。なお、使用感には個人差がありますので購入の際はそこそこ上等なものがお勧めです。

青くて四角いスクリューバックオープナー

購入したスクリューバックオープナーは本体が四角いもので青い塗装が施されています。

青くて四角い裏蓋開け工具

見た感じ本体は鋳造で造られてるように思いますがどうでしょう。

そう簡単に壊れそうなものではなさそうです。

裏蓋開け工具の構造

オープナー本体の爪

この二つの突起を裏蓋の凹部にひっかけて回すようになっています。

本体のネジ頭側

ケースネジの頭が見える方から見て中央のダイヤルを下に回すと幅がせまくなります。逆に上に回すと広がる構造です。

ネジが見えない側

ネジのの頭が見えない方から見た場合ダイヤルは上に回して狭めます。

使用可能な腕時計

スクリューバック式時計の裏蓋

この工具が使える時計は、裏蓋の外周付近に等間隔で数ミリの短い立て溝がある時計です。

外周に凹みが無く平らなものや、ロレックスのように溝が小さい物には使用できません。

オープナーの使い方

プロが裏蓋を開ける際にはケース側を固定する台を用いいるようです。また、オープナーもこのように2点だけで引っかけるものではありません。

裏蓋に工具を立てている様子

画像の要領でスクリューバックの蓋を開けてみました。

時計にとってはやや乱暴な扱いでした。風防に傷が付かないようもう少し気を使いたいですね。

実際に使用してみての感想ですが、この手の格安工具だと購入してから年数が経ち一度もメンテナンスしていない腕時計を開けるのは困難かと思います。

古いものでなくても、SEIKOのダイバーズなどは新品でもかなりのトルクで締め付けられているので、時計本体を固定しプロが使うような専門のツールで開け閉めするのが妥当です。

とはいえ、価格が安いのは魅力ですし、相応な訳ありジャンク時計の修理が目的であれば持っていても良いでしょう。

上品質な道具のように美しい時計【SBDC031】

セイコープロスペックスSBDC031の特徴は大振りな時計本体と非常になめらかなフォルムを持つ美しいケースデザインです。

腕に装着したときの付け心地は時計と言うより何か上品質な道具を身につけている感覚を味わえるでしょう。

やや丸みを帯びた存在感のあるケース

ステンレスに光沢を持たせるのではなく、ケースのラインに従った目に見えない磨き目を残すのがここ近年で流行っている仕上げのようです。

SBDC031の丸みのあるケース

SBDC031のケースは丸みがある

SBDC031の右側

竜頭には「S」の文字

SBDC031の左側面

SBDC031もケース両脇の流線型に沿った磨きがかけられているように見えます。

こうした側面の仕上げと斜めに配置された竜頭が、SBDCシリーズの魅力であることは間違いありません。

ラグの幅は20mmで、これはSBDY007(通称SAMURAI)などの22mmより細くなっていますが、どちらもケースデザインとブレス幅のバランスはとれています。

ベゼルのデザイン

ベゼルに書かれた太字の数字

また、このモデルの特長として回転ベゼルのデザインがシンプルでありながら文字の大きさが大胆です。

ベゼルに書き込まれた書体については好みが分かれるようですが、時代の流れからは全く違和感を感じない書体であると言えるでしょう。

搭載ムーブメントは6R15

SARB033とSBDC031

右が同じ6R15を搭載しているSARB033

SBDC031はSARB033(SARBは新品で入手)と同じく6R15ムーブメントを採用しています。

実は、SBDC031を含め6R15搭載機種を他に2本所有していますが、これら3本とも私のもとへ届いた時点で日差で数秒の遅れがありました。

新品も中古もすべて遅れ歩度。外見は綺麗な中古なのに指す時間が遅れているのは頂けないのでどれも一度裏蓋を開けて自分で歩度調整を行いました。

今まで所有した、7S26、4R35などは未調整で進み歩度だっただけに6R15はこういう仕様なのかと少し首を傾げた次第です。

SBDC031は道具のように持ち歩く時計

一般的な評価として、SBDC031を含めこのシリーズのダイバーズは高級時計とはいかないまでも、名前通りプロ向けの高性能時計と言った位置づけであります。

SBDC031の重量を計測

同じSEIKOのSBDYシリーズの愛称が「侍」であるのに対してSBDC031のデザインには鋭さがなくズッシリと落ち着いたイメージです。

重さを測ってみるとみると177グラムと重量級。

海外のSEIKO愛好家が付けた名前がスモーだそうですが、どちらかというと磨きの効いた「棍棒」のような風合いではないでしょうか。

この時計に対し我々日本人が受ける印象として「SUMO」はないだろうというのが多数派の意見とは思いますが、それに対抗して相応しい「あだ名」みたいなのは未だに付されていません。

上品な質感のSBDC031

上品な質感で美しいプロスペックスSBDC031

SBDCシリーズのケースは他の上級モデルと比べても、金属の質感を大々的に表現しているモデルです。

腕に装着した感じも時計を身につけたというより「時」を操る道具を身につけているに近いものがあります。

実在する工具に例えるなら両口スパナあたりでしょうか。

スパナという例えが良いかどうかは分かりませんが、SEIKOが生み出した精密で美しい機械を他に例えるとしたら上品質な鋼の工具というのもありだと思います。

大人が時計を選ぶ条件として、機能的、デザイン的に長く使えることが大事ですが、SBDC031はダイバーズウォッチとしてこの条件を広く満たしてくれる時計であることでしょう。

デカいGショックGST-W100Dはタフに使いこなしたい

生涯に一度は身につけてみたい時計としてG-SHOCKを候補に上げる人は少なくないでしょう。

もちろん高級時計も魅力はありますが、CASIOのG-SHOCKにはそれらとは異なる別な魅力があるようです。

そう思う中、メタルケース仕様のG-SHOCKがやたら格好良く気になったので自分でも一つ所有してみたいと考え購入したのがGST-W100Dでした。

大きくて格好良いGST-W100D-1A4JF

金属ケース仕様のG-SHOCKにもいくつか種類があるようですが、私が選んだのはケースの両脇に赤のラインが入ったGST-W100D-1A4JFです。

キーボードに乗せたGST-W100D-1A4JF

文字盤が黒で、その中にある液晶表示は黒字に赤です。

表面にメタル素材を用いた「G-STEEL」と呼ばれるこのモデルはもしかしたら真正なG-SHOCKファンにはそれほどウケないのかもしれませんね。

GST-W100D-1A4JFの特徴

このG-SHOCKの大きな特徴はやはり斬新なデザイン。

赤のラインがカッコいいGST-W100D-1A4JF

ケース自体は中の機械をまるまる金属で囲い込んでいるわけではなくステンレスと樹脂プレートを重ねて仕上げている(レイヤーガード構造)とのことです。

存在感のあるG-STEELのデザイン

GST-W100Dの重圧感は他に例えるならSEIKOプロスペックスシリーズのダイバーズウォッチなみです。

正面から見たGST-W100D-1A4JF

真っ正面から見たGST-W100D-1A4JF

右からのGST-W100D-1A4JF

右側面

左からのGST-W100D-1A4JF

左側面

GST-W100D-1A4JFの裏蓋

G-STEAL_GST-W100D-1A4JFの裏蓋

付属のメタルブレスは肌触りも良く、今のところ他の素材のものへ変更したいとは思っていません。

液晶の視認性はあまり良くない

GST-W100D-1A4JFには黒文字盤の落ち着いた雰囲気を際だたせている黒地に赤文字を表示する液晶がります。

実はこれが、時刻を確認するシーンによっては見えづらく感じます。

G-STEALの液晶表示

照度の所足りない所では少し左からが見やすい

色違いモデルでは、普通の無地に黒字の液晶が採用されていますが、秒針がないこのG-SHOCKにはノーマルな透明無地に黒文字が良かったかもしれません。

説明書によればこの表示は反転させることは出来ない仕様。

ちなみに、この液晶部分にアナログの針が重なっている時は左下のボタンを長押しすれば3カ所の液晶から一時的に別な場所へ待避しくれるありがたい機能が搭載されています。

20秒ごとに動く分針

秒針のないG-STEELは、アナログとデジタルの両方で秒刻みの表示をするモデルよりも潔い仕様と言えます。

時計としては秒針の存在は大きいように感じますが、そこは世界に誇るG-SHOCKクオリティーが引け目を感じさせてくれません。

秒針がないため、分針は1分毎に動くのかと思いきやよく見るとこのモデルは1分間に3回、20秒毎に秒針がわずかに進みます。

デカいG-SHOCKは素直に使いこなしたい

手元に届いてから抜群に気に入ってしまった時計ですが、あまりの格好良さについつい大事にしてしまいがちです。

しかし、このGST-W100DはG-SHOCKだからデカいというより、最近は腕時計自体が大きいデザインが流行のようで、CASIOに限らず国産メーカーは勿論、海外の高級腕時計まで昔と違い一回り大きなサイズになっています。

横に寝かせたGST-W100D-1A4JF

時間の確認がスマホで済んでしまう昨今は、腕時計にもファッション性が認められつつあるのではと思います。

携帯電話が普及してから若者が時計を持たなくなりましたが、だからといって腕時計がこの世から姿を消す様子は今のところありません。

はたして、これから先も大きいサイズが主流であり続けるかどうかは不透明なところと言えるでしょう。

ならば、この大きくて美しいスタイルのGST-W100D-1A4JFを大事に飾っておく必要はあまりないように感じます。

G-SHOCKならではのタフさを堪能し素直に使い倒していくのがこの時計の楽しみ方です。