腕時計に使う裏蓋閉め用の工具

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時計用の工具と関連機器

時計の電池交換をした際に裏蓋を圧入するための工具を購入してみました。

圧入して閉めるタイプの裏蓋は外すのは簡単ですが専用工具がないと思ったように閉めることが難しいものです。

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格安の時計用裏蓋閉め器

好きなものを扱う道具は、良い物を選びたいのは当然ですが裏蓋閉めようの工具に関してだけは正直あまり費用を投入したいとは思いません。

事実、今までは専用工具は使わず閉めこんできた実績はあります。

そんなわけで、今回ネットで購入したのは見た目も華奢なこの工具。

裏蓋閉め器の画像

上のハンドルを押し下げるとコマが下がる仕組み

上下のコマを設置するネジ部

上下にコマを設置し挟み込む

他の購入者の評価はまずまずといったところですが、不良品に当たった、或いは上手く使えなかった人の評価は散々な内容です。

自分としては、継続して販売されているものなのだから工具自体の工作精度は並み以下だったとしても手先の器用さでカバーできる程度の物ではと、他人の評価を甘くみての判断から購入にいたりました。

付属のコマは12個×裏表

購入した裏蓋閉め器には裏蓋を押すためのコマが付属します。

裏蓋閉め器の付属品

付属のコマは丸形で直径が異なる物が12個付属し、どれも表裏で別な大きさのコマとして使用できるので12個×両面で24通りの大きさのものとして使えることになります。

窪んだ平面部の目ネジ付近に汚れのようなものが見えるのと、金型で成形した後にできるバリがありますが、値段相応のクオリティーだと思えば気になりません。

購入目的は風防の交換

今回、この裏蓋閉め工具の購入に踏み切ったきっかけは、本来の目的である電池交換作業のほかガラス風防の交換にも使いたかったためです。

本体下側にもアタッチメント

裏蓋閉め器は、本来風防を保護するために器具の下側にもコマを設置するように出来ています。

ムーブメントを抜いたケースを工具にあてがい、下のコマに風防を落とし込むように押すと風防を外すことができ、風防を取り付ける際にはケースを逆向きにして裏蓋と同じように新しい風防を圧入すれば風防を入れることが出来ます。

ただし、これも個人用が事故責任で使用する場合に限り、本来、時計のガラス風防の交換は精度の高い時計専用の器具が存在します。

こうした器具は時計の修理などに役立ちますが、使用する際はガラスの割れなど安全にも十分な配慮が必要です。

風防交換の記事

割れたガラス風防の交換修理

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