主にプライベートな時間に身に着けて長年使用してきた腕時計、カシオのソーラー電波時計「LINEAGE_LCW-100T」の電池交換を実施しました。
タフソーラー用のボタン電池は特殊らしくソーラー発電した電力を蓄電することから二次電池と呼ばれているとのことです。
タフソーラー用二次電池「CTL1616」
ソーラー発電式腕時計の電池交換は交換作業も特殊なのかと心配していましたが、入手した二次電池は形が普通のボタン電池です。
内蔵されていたのがCTL1616と書かれた日本製の電池(画像左)ですが、購入したのは型番の後ろにFがつく「CTL1616F」でした。
電池交換の作業
カシオのリニエージは裏蓋を外すのに特殊工具らしいものが必要ありません。
4つある小さなネジを緩めて外せば取れる仕組みになっていました。
この時計はチタン製の軽いもので型番のLCW-100Tの「T」はチタンの意味ですね。
裏蓋を開けると白い樹脂製のカバーがあるのでこれも外してしまいます。
使用できる電池の型番とリセット方法が書かれた白いシールをはがします。
ボタン電池を固定している留め具を外すには専用工具が必要なようですが、自分はマイナスの精密ドライバを使い外しました。
電池の裏には周りを保護するようなシートが敷かれています。
無事電池を取り出せたらあとは新しいものを時計に入れて固定金具を元に戻します。
二次電池を新しいものに交換出来たら、あとは逆の手順で組み立てていきます。
裏蓋を戻す前にリセット
白い樹脂製カバーをかぶせる前に時計のリセット操作をします。
リセット方法はボタン電池に貼られていた丸いシールに書かれています。
ちょうど電池を固定する金具の先端付近にACと小さく書かれているのでその付近でリセット操作をすることになります。
電池交換直後の液晶には小さな「c」の文字が見えますが、この表示は明るい場所で数時間充電すると消えます。
このあと、マニュアルに従い電波を受信させ時計を合わせ仕様が可能な状態になりましたが、ソーラー電波時計のバッテリーが寿命を迎えるということは時計の内部機構も劣化が進んでいることと思われます。
交換作業もメーカーなどに依頼したほうが安心ですし、その費用を負担するより新しい時計を購入したほうが良いかは悩むところでしょう。
それから、LINEAGEも初代モデル登場から現在まで内部機器の仕様が変更されているかもしれませんので、他の機種でも同じ型番の二次電池が使用されているとは限らないと思われます。
いずれにしても、作業は自己責任で行うことになりますので慎重な作業が必要です。
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