趣味で時計をメンテナンスする際に機械から取り外したパーツを順に並べて置いておくには、百均なんかで売っている仕切がついていて蓋も個別になっている小物入れ用のケースが便利です。
ダイソーのコンパクトパーツケース
時計のオーバーホール用には専用のトレーのようなものがありますが、用途によっては小分けにできる透明のケースさえあれば事足ります。
画像は、ダイソーで売っていた「コンパクトパーツケース」という商品です。
他のビーズケースや薬ケースなどでも同じ使い方ができ、好みによってはそうったケースのほうが扱いやすいかもしれません。
このコンパクトパーツケースはケース本体が小さめで場所を取らないのと、ポケットと呼ばれる小分け部分が10個あるのが特徴です。
このポケットのサイズと数が腕時計用の部品を入れておくのにちょうど良いようです。
作りがコンパクトなため地板などは入らないので、NH35の地板などは保管の際には販売時に付属していたケースを取って使っています。
専用品より便利な点
この百均で購入できるコンパクトケースがもっとも便利に感じるのは、途中で部品手配が必要になり作業が行き詰まったとき分解したパーツを並べたまま数日またはそれ以上の期間にわたって作業を中断できる点です。
慣れないうちなど趣味の時計いじりでは、小さいパーツの紛失や破損などは避けられません。
また、思った以上に時間がかかりすぎている場合なども、残りの行程を別途時間を確保して後回しにしたいときなど作業途中で部品を並べたままの状態を保存できるのがありがたいところです。
ダイソーのほかセリアなどでも取り扱い
今回取り上げたコンパクトパーツケースは、取り扱っている店舗が限られるのが難点ですが、ダイソーの他にもセリアなどでも扱っていることがあるようです。
ダイソーであれば手芸用品やクラフトと呼ばれる商品のコーナー。セリアだとメイクアップの売り場に並んでいました。
ダイソーでは形が似ているビーズケースと同じ分類で、セリアではラインストーンなどと呼ばれるネイル用のパーツに使うことを想定しているようです。
どちらも店舗によって売り場に違いがあるかもしれないので探すのが戸惑うかもしれませんが、コンパクトパーツケースはパッケージには入ってなくて商品に帯が巻かれた状態なので、吊るしではく棚に置かれた状態で並んでいることが多いため、その辺が探す際のポイントかと思います。