持ってはいたものの使う機会が少なかったものにRolex用に買った裏蓋開け工具があります。
この工具が最近お気に入りで使い始めた36mmサイズの時計ケースに使えて重宝していいます。
サイズが小さいROLEX用裏蓋オープナー
この黄色の箱に入った裏蓋開け工具は、前に記事にしていた三点支持式のオープナーと箱の色が黄色く共通していて多分同じメーカーのものかと思われます。
「HEDAPAI No5537」というブランド名と型番らしき記載がありますが、表立ってROLEX用とは書かれていません。
輸入者が貼ったとみられる白いバーコードが入ったラベルには「ロレックス用裏蓋オープナー新品と書かれています」
新品かどうかより、この工具に付属している6つのアタッチメントはどれもサイズが小さいので実際に現行モデルのデカいロレックス時計の裏蓋が開くのかは少々疑問がありますが自分の経済力だと疑問はこの先も解決できそうにありません。
サイズは、18.5、20.2、22.5、26.5、28.3、29.5(mm)といった構成。
アンティークやレディースモデルなら使えそうな感じです。
22.5mmと26.5mmに開きがあるところに「ははぁ~ん」となるが人いるのではないでしょうか。
汎用ケースを使った時計いじりに使える
少々謎が残る裏蓋開閉工具HEDAPAI No5537ですが、最近面白がってよく使っている36mmサイズの無印NH35ケースに、これのφ29.5mmサイズが使えそうなことが分かりました。
29.5mmサイズで丁度ピッタリなのか、細かく検証すらしていませんが今のところ開け閉めに問題はありません(今のところ)。
蓋も工具も無傷のままきれいに使えるかは工具の精度によることでしょう。
不具合が生じたとき工具のほうだけ削れて消耗してくれれば、上手くいかなかったで済みますが裏蓋のギザギザが削れてしまった時には対処方法などあるのかその辺に少し不安はあります。
スケルトンだと壊すのは簡単そうですし、使う機械がNH35に限るなら神経質になることもないと割り切れそうです。
世の中まだまだ、大口径の腕時計の需要が定着しきったままで、今後はサイズの小さな時計を持ちたいときは、この手の汎用ケースとNH35の組合せで作成した時計のほうが扱いやすく上げ底細工のない時計は身に着ける楽しさが増します。
そんな状況下を考えると、サイズの小さな汎用時計ケースとこの工具にしばらくお世話になりそうです。
ところで、このオープナーはロレックス用だと言われても、ロレックスを自分でメンテナンスしちゃう人は稀かと思うので需要は少ないことでしょう。
そんな心配をしていると高級時計を持つことより自分でしっかり管理できる時計を持ちたいものだとあらためて感じます。
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