グレーの迷彩柄クロノグラフ【FOSSIL:CH-2501】

アナログ腕時計

手元にあるクロノグラフ動作不良FOSSIL CH-2691のムーブメントを文字盤ごと正常品に載せ替えできないかと考えていたところです。

同じFOSSILで似たようなケースサイズでクロノグラフ機能が付いたCH-2501なんかが合いそうなので時計を分解してみることにしました。

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文字盤が迷彩柄のCH-2501

ムーブメント移植用にフリマアプリで入手したFOSSILのCH-2501でしたが、いざ手元に届いてみるとなかなかの格好良さに中身を取り出して使うのが勿体ないと思ってしまいました。

グレー迷彩のCH-25801

CH-2501の文字盤は黒と灰色を基調にしたシティー迷彩というのでしょうか、グレーのカモフラージュ柄のデザインです。

クロノグラフ動作時に長い秒針が動くタイプで、時刻を表すほうの秒針はいわゆるスモールセコンドと同じく6時側の小さな針が使われています。

CH-2501の裏蓋

裏蓋にはシリーズの名称なのでしょうか大きく「blue」と書かれていました。

裏蓋を外して分解

裏蓋を外したCH-2501

裏蓋を外してみると、CH-2501のムーブメントにはJAPANの文字が刻まれています。

使用電池は「SR927W」で取り出しやすい構造になっていました。

操作ボタンの配置やスペーサーの形状などもCH-2691に似ていますが果たしてケースと互換性はあるのでしょうか。

※CH-2501はMIYOTA製、CH-2691はSII製のムーブメントでした。

竜頭を外してムーブメント取り出し

竜頭を抜いたCH-2501

竜頭は、ここかなと思った場所を精密ドライバーで押して引き抜きました。

竜頭を外すことができれば、文字盤ごとムーブメントを取り出すことができます。

横に並べたケースとムーブメント

意外とあっけなく分離できてしまいました。

このあとムーブメントをCH-2691のケースへ合わせてみましたが、スペーサーの枠にはきれいに収まったもののCH-2501の竜頭がケースの竜頭ガードに干渉してうまく入りません。

もとのCH-2691の竜頭は巻芯の形状が異なるのでCH-2501のムーブメントには使えないという始末。

同じ時計メーカーでサイズが同等であればムーブメントの載せ替えは可能かと思いきや、ムーブメントそのものが違っていれば互換性はほとんどないと考えて良いでしょう。

というわけでCH-2501のほうはクロノグラフも正常に動作するので、無理にどうこう弄って使わなくてもよい個体です。

グレー迷彩のお洒落なクロノグラフウォッチとしてそのまま使用することにします。

ブレスの付け根がバネ棒でない

このFOSSIL CH2501がフリマアプリで格安入手できた理由は、ブレスのサイズが小さすぎたため買い手がなかったというのものでした。

当然、私の腕にも小さすぎるのでウレタンバンドに交換することにしたのですが、この純正メタルブレスはラグの接続部分がバネ棒を使用したものでなくストレートな細い金属棒を使っていました。

12側のピンを押したところ

最初にケースの脇に見える穴を突いてバネ棒を外そうとしたのですが、いくら押してもバネが縮む感触がありません。

画像のようにブレス調整用の工具で軽く叩いてみると中のピンがスライドして出てきました。

6時側も同じ方向に入っていた

上下とも竜頭側へ押し出して取る構造のようですが、押し出す方向を間違えると一向に外せないという事態に陥りそうです。

CH-2691の純正ウレタンバンドなどはバンドの内側の隠れた位置にスライド用の小さなレバーみたいなのでついているので付け外しが簡単な構造ですが、CH-2501の純正金属ブレスはこれと相反する構造になっていました。

ウレタンバンド仕様CH-2501

そんなわけで、社外品の黒いウレタンバンドを装着したFOSSIL_CH-2501はなかなかのルックスです。

迷彩色ということで仕事のときに使用するのが難しいデザインですが、プライベートのカジュアルなスタイルでクォーツ時計を使いたい時には一番の候補になりそうです。

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