復刻版サムライの型番SBDYとSRPBの違い

SEIKOサムライの文字盤 アナログ腕時計

SEIKOから発売されている人気のダイバーズウォッチ「サムライ」は私のお気に入り時計の一つでもあります。

この復刻版サムライには海外モデルと国内モデルで型番により区分けがされているようです。

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日本製と言われるSBDYとSRPB

事実上二代目に位置づけされるサムライダイバーズには、SBDY○○○とSRPB○○J1(K1だと海外製造と言われている)という2通りの型番を見かけます。

SEIKOのプロスペックスサムライ

ちなみに、ペプシカラーで国内向けはPADIモデルであるSBDY011しかなく、ノーマル仕様(日本製)のペプシカラーが欲しい場合は私が持っている海外向けSRPB53J1を手に入れるしかない模様。

文字盤にJAPANの記載がないSRPB53K1を間違えてポチってしまう可能性もありです。

外観に違いが見られない2つの型番

手元のSBDY007とSRPB53J1を比較してみると、どちらも文字盤にはMADE_IN_JAPANの文字が入っています。

その隣には、4R35-01M2が共通して書かれています。

SEIKOサムライの裏蓋刻印

ケースの裏蓋には「4R35-01V0 [A0] MADE IN JAPAN AIR DIVER’S 200m STAINLESS STEEL」1の刻印がどちらにも同じく書かれていました。

この二つのもデルは色違いですが、ベゼルと文字盤、針の色以外は同じ仕様であることが分かります。

もちろん裏蓋を開ければどちらも4R35ムーブメントが使用されているのが分かるでしょう。

違いは流通経路と商品箱?

ネットで流通している海外モデルは、国内でよく使われる真四角の箱ではないものがあります。

また、保証書の色が海外向けの物は青ではなくオレンジ色っぽいものが使われています。ただ、この保証書に関しては海外モデルとはっきり表示してある商品でも青の保証書が画像でアップさてていたりと定かではありません。

はっきり分かるのは、海外向けと国内向けは商品箱が異なることが多いということ。

SBDYとSRPBの違いが箱(商品ケース)だけであるならば、購入後に箱を捨ててしまったあとに他人に中古品として売り渡されると区別が付かないことになります。

ただし、次の場合は海外向けのSRPBの型番だと推測でるのではと思われます。

シリアルナンバーが古い物で国内向けのアナウンスがされる半年以上前(2017年製の日本製サムライ)のものは、海外モデルとしてしか販売されていないことが憶測できますので国内モデルではない可能性が高いでしょう。

JAPANの文字があったら型番に拘らない

SEIKOサムライの型番については、以上の通りで2種類ありますが文字盤にJAPANの文字があれば、国内向けであろうが海外向けであろうが本体に性能の違いはないと考えて良いと思います。

文字盤のMADE IN JAPAN

物が同じなら、どこで差別化を行うかを考えると精度差でしょうか?もし海外向けのモデルを精度差で差別してしまったなら、SEIKOのブランドにも影響があるでしょうから、まずないのではと思います。

こうなると、そもそもユーザー側で見分けが付かないこの二つのモデルは、他人から見たら同じ物です。

箱から出してしまえばSRPBでも物はSBDYと同じです。時計を身につける本人が特に拘らなければそのサムライはSRPBでありSBDYだと簡単に片づけてしまうことにましょう。

ケース内を含め、どこにもSRPB○○J1とは書かれていないのですから。

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