3点支持タイプの裏蓋オープナー

固着した腕時計の裏蓋を開ける際に今まで使用していた2点式のものより、3点支持タイプのものを使えば簡単に開くのではと考え購入したのがこのオープナーです。

結果は裏蓋はしっかり掴めるものの、長年開けることがなかった頑固な裏蓋には歯が立たないのが分かりました。

3点支持オープナーの仕組み

今回購入した裏蓋オープナーは厚紙で出来た箱に入っていました。

価格の割りには、程度の良い箱に入っているものだと感心します。

オープナーの商品箱

箱に入った時計の裏蓋オープナー

裏蓋にかける部分

右の丸い透明ケースに入っているのは、裏蓋の凹みに当てるツメで種類の異なるものが3個ずつ入っています。

この3点支持タイプの裏蓋オープナーは、ご覧の通りT字型で、先の部分は裏蓋に引っかける二つの金具を中に入っている一本の同じ軸を使って幅を合わせる仕組みです。

中の軸にはねじ山が切られていて、一方は正ねじ、もう一方は逆ねじが切ってあります。

オープナーの調整

中央のダイヤル部分を矢印方向へ回すと開く方向を移動し、反対に回すを閉じる方向へ調整できます。

残りのもう一つの金具は、持ち手の部分内蔵された軸を回転されることで調整できます。

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調整ダイヤルは持ち手の手元がダイヤルの役目を果たしていて、こちらも矢印方向へ回すと幅が広がり逆へ回すと狭くなるようになっています。

ツメの種類

箱に書いてあるビットの種類

付属のツメ(正式な呼び名は不明)には箱に書いてあるとおり、四角の形をしたものをはじめ、細い丸形や横長の形など5種類ほどあって、多くのモデルに対応可能になっています。

オープナーの背側

気になる工具としての完成度ですが、こちらは値段なりといったところでしょう。

一般的には使いづらいと言う評価のようです。
届いたばかりの状態ではオープナー本体の固定ネジも緩んだ状態で、調整ダイヤルの内蔵された軸もしっかり閉まりきっていませんでした。

機械の仕組みに疎い人には全く使えないものと言えそうです。

かといって、機械の扱いに詳しい人が便利に使える工具とは言えないクオリティーなので本気で時計を扱いたいときはプロ用の日本製のオープナーを選ぶのが間違いないでしょう。

それから、この手のオープナーは裏蓋を支持した3点を掴んだままハンドルを回転させる際に、時計のケースを固定させる台もしっかり固定できる物が必要です。

時計屋さんでもないかぎり、自宅にそんな台を設置できる環境を整えるのは難しく現実的ではありません。

固着して開かない裏蓋というのが、時計好きにとってそれほど強敵なものだということになります。