クォーツ時計の憂鬱【使わないとき止まってて欲しい】

止まらないクォーツウォッチ アナログ腕時計

手巻きや自動巻きの腕時計がお気に入りということがあって、持っているクォーツ時計の出番がめっきり減ってしまいました。

電池式で動く時計は、朝が忙しいときや気分転換したいときのために持っておきたいとは考えています。

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必要以上に動くクォーツ時計

自動巻き時計と比較して精度が良いクォーツ時計ですが内蔵される電池が消耗しきらない限り駆動し続けます。

クォーツ時計でも使用年数が経過すればオーバーホールをした方がよいという話はよく聞きますし、メーカー側も分解清掃を推奨していたりします。

動き続けるクォーツ時計

機械式が好きで、手巻きや自動巻きだとテンション上がって仕事が捗るなどといいながら機械式ばかりを使っていると、不測の事態のために持っていたクォーツ時計はほとんど使わないままバッテリー寿命になったりオーバーホールが必要になることは予測できてしまいます。

そんな意味から時計好きの方の中にはクォーツ時計を持たないという人もいらっしゃることでしょう。

文字盤を伏せて時計を止める

このクォーツ時計を放置しておくと部品が消耗してしまう問題は、ソーラー電池式なら文字盤を伏せておく、またはリューズを引いておくことで動作を停止させてしまうことで防ぐことができそうです。

しかし、竜頭を引いて運針を止めるだけでバッテリーの節約まで可能かどうかは仕組みをチェックしないと分かりません。

店頭での陳列時に、この手のリューズを引いた状態で固定しているモデルであれば問題ないのか?とも思いますが、そもそも竜頭を引いたまま保管というのが時計の扱い方としては不自然です。

7S26ムーブメントを好む時計ファンなどには、まず好まれないでしょう

評価されない理想の時計

クォーツ時計の利点は、身につけて持ち出したい時に常に正確な時間を保持してくれているところでしょう。

TIMEXのクォーツ時計

そのために使用頻度が低くても常に針は動き続けます。内部に回転して動作する部品があるということは、その部品は動けば動くほど消耗が進みメンテナンスは必要になります。

回転速度は遅くても、なんらかの処置をしない限り休まず動き続けるのがクォーツ時計。

その辺を考えると、使わないときに勝手に止まってくれるクォーツ時計というのがあれば嬉しいですが過去にそんな時計がありました。

先に書いたとおり、ソーラー式の時計は文字盤を伏せれば2次電池の節約などの目的で運針を停止するものがありますが、以前に当サイトでも記事にしているSEIKOのキネティックオートリレーという時計は、クォーツ時計だけどローターによる発電機能を持っているという半分自動巻き的な腕時計でした。

キネティックオートリレー「5J21」の電池交換
キネティックと言えばSEIKOが生み出した発電式のクォーツ時計。腕時計の電池交換については何度か経験がありますが、SEIKOのキネティックのバッテリー交換は普通のクォーツより少し難しいようです。

このキネテックオートリレーは、ローターの回転による発電が一定時間ないと運針を停止し、現在時刻を時計内に保持してくれます。

そして、再び腕に付けてローターが回転すれば運針を止めていた針は
現在時刻の位置に復帰するという機能を持っていました。

21世紀の現在となっては、一昔以上前の時計なのでメーカーでオーバーホールはしてもらえないため、使用頻度が少な目な時計ですが自分では大のお気に入り時計です。

使いたいときだけ正確に動いてくれるキネティックオートリレーですが、時代の主流がソーラー電波になってきたためでしょう。使い手側の評価も、自動で時刻の補正が可能なソーラー電波に軍配が上がるのは当然で仕方がありません。

なら、そのソーラー電波に傾き感知機能でも設けて使いたいときだけ動いてくれればとも思いますが、一般ユーザーにとってソーラー電池式の時計が止まってしまうのは良いことではなく不便な時計なのは間違いありません。

手巻きや自動巻きを好む限り、このクォーツ時計に対する憂鬱な思いは引きずり続けるでしょう。

そして、ここ最近になりクォーツ時計を一つ手放しました。

時計なんてスマホでイイじゃないかという思想も、クォーツなら当てはまる話かもしれません。

そして、使わないときに自動的に止まって電池も機械も寿命が延びるクォーツ時計というのはメーカーも時計屋さんも儲からない時計であることでしょう。

でも心底欲しいクォーツ時計はそんな機能がある時計なのですが。

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