文字盤取り出しから時間が開いてしまいましたが、お気に入りの5J21用ピンク色文字盤を正常動作しているKINETIC AUTORELAYへ移植することに成功しました。
文字盤の取り出しは大変でしたが、針の付け替えも想像以上に難易度が高いものでした。
ターゲットにした個体は色違い文字盤の「SEIKO KINETIC AUTORELAY」でケースの裏蓋に記載された型番が5J21-0A10の時計。
無理矢理開けた時計のケース
以前、記事に投稿していたとおりピンク色の文字盤を開けるのには困難を伴いました。
本来、目的の文字盤が収まっていたケースは再利用が不可能なほど裏蓋周辺を削っています。
キツく固着した裏蓋を自分で開けようと無理したことで裏蓋に傷が入ってしまい時計屋に持ち込むのには状態が良くなかった上、バッテリーが消耗しきっていたのに交換できなかったので放って置いても廃棄するしかなかった為こうしてしまいました。
代替ケースには黒文字盤のモデルを使用
文字盤を再利用するための中古品としてターゲットになったのが黒文字盤のキネティックオートリレーです。
実は、こうした作業が初めてなこともあってピンク文字盤の再生に要した個体はこれ1台では済みませんでした。
失敗して変形した針
取り外した針を、再度ムーブメントに付ける際に力加減が分からず押しすぎたり、秒針などは微調整が上手く出来ず曲げてしまいました。
このように針を変形させてしまったほか、ムーブメント内に巻真の一部を残したまま折ってしまったりと素人の失敗を連発したことによりベースの時計は1台では済まなかったというわけです。
このタイプのセイコーKINETICは古いだけに玉数が少なく、程度が悪いものでも安い中古品を探すのに難儀します。
無事ケースに収まったピンク色に光る文字盤
様々な試練を乗り越えた上にどうにか仕上がったピンク文字盤5J21-0A10がこちらです。
本来「白」や「ピンク」の文字盤に用いられる黒の秒針は曲がったり折れてしまったりで、黒文字盤用の白い秒針を使っています。
視認性は劣るかも知れませんが、自分としては仕上がりに納得しているので実用目的よりは全くの観賞用の自己満足時計になりそうですので問題なしです。
ピンク文字盤と呼んでいますが発売当初がどういう売り込みだったのか定かではありません。
もしかしたら、シルバー系のオレンジという位置づけなのか若しくはピンクゴールドそのものなのか今となっては調べるのも難しいでしょう。
なにはともあれ、無事再生できたお気に入り文字盤のKINETIC AUTORELAY。
この後もムーブメントが長持ちしてくれることとバッテリーが容易に入手できる環境が続くこと(買いだめするか)を願っています。
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