電池切れの中古品ということで入手したFOSSILのCH-2691(紺色文字盤)でしたがクロノグラフがリセットできない不良品。
中身を正常なものと入れ替えできないかムーブメントをケースから取り外してみることにしました。
紺色文字盤CH-2691の電池交換
電池切れの中古で入手したFOSSILのクロノグラフは紺色の文字盤をしようしたCH-2691という型番の時計です。
国内の通販サイトでよく見かけるのは型番が異なる黒文字盤のモデル。
中古のためバンドは汚れが目立ったため外してしまっています
電池の型番はSR920W
最近の時計はケースが大きい割に使われているムーブメントは小さいのでこうした樹脂製の枠がスペーサーとして入っていることが多いです。
CH-2691に使用されているボタン電池の型番はSR920Wでした。
ちなみにムーブメントは日本製で「SII NOJEWELS JAPAN」の記載が確認できます。
型番はVD57Bで次のリンクの説明書が参考になるかと思います。
交換後のリセット
電池を新しいものに入れ替えピンセットを使いリセットします。
ケースの裏蓋にはリセットの方法などが記載されています。
内容は次の通り
(1)電池交換後、[AC]と電池(+)をショートさせて下さい。
(2)りゅうずを引き、ボタンAとBでストップウォッチ針を0位置に合わせてください。
この(2)のゼロ合わせでつまずくことに…。
クロノグラフ機能の不具合
無事に電池を交換でき時計としての機能は復活したのはうれしいところでしたが、その後クロノグラフの針がゼロの位置にリセットできないことに気が付きました。
ネットでの情報などを参考にしながら竜頭を引きながらボタンを押してみたりといろいろ試してみますが上手く行きません。
どうやら、前の持ち主が所有していた時点で不良品だった可能性があります。
そして、あらためて同じ型のFOSSILのクロノグラフの中古品をオークションの画像などで確認してみるとクロノグラフがリセットされい状態のものが何件か出品されています。
このモデルの持病というか、クロノグラフが先に寿命を迎える時計なのかもしれません。
ムーブメントを外してみる
クロノグラフの不良は少々納得行かない部分ですが、格安で入手した時計ですし返品の手続きの方が面倒です。
せっかくなので竜頭を引いてムーブメントを取り外してみることにしました。
上の画像の向きで見てケースの右側に押さえがあるので左側からムーブメントを取り出します。
戻すときは逆に右側からはめ込みます。
このように、割と簡単に文字盤付きでムーブメントを取り出すことができました。
これだと、正常に動作するムーブメントがあれば中身を交換(いわゆるニコイチ)することができそうではあります。
ただし、対象とするもう片方がケースの汚損が激しいなどの理由がない限りそちらの方をそのまま使えばいいだけの話です。
このFOSSILのクロノグラフ時計としては不便なく使えるのは間違いないのでしばらく手元に置くことにします。
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