サファイアガラスの交換【CrystalTime:CT090】

時計の色付きガラス アナログ腕時計

現在ムーブメントのメンテナンス中であるSARB033ですが、ついでに風防をカスタムしてみたくなりクリスタルタイムの「CT090」を購入してみました。

風防の入れ替えについては以前にSARB035化で経験していますが、難易度が高い作業かなと心得ています。

ガラスを圧入するというデリケートな作業を先に仕上げておくことにしましょう。

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青色コーティングのCT090

準備したのはダブルドームではなくフラットタイプでブルーのARコーティングが施されたもの。

包装紙に入ったSARB用風防

併せてガラスパッキンも新品を準備しました。

表側の表示がある新品風防

中を開封し確認してみると、フラットタイプのためかちゃんと表側がどちらか分かるように表示が貼られていました。

クリスタルタイムCT090

ブルーのコーティングをハッキリ確認するには一定の環境が必要のようです。

TOPの文字の下に「藍宝石Sapphire」というシールあり。

組み込んでから気づきましたが、上の画像では触りまくって左下にゴミがついたままでした。

工具を使った風防の圧入

使用するケースに入っていた風防はサイズが一回り小さいものを仮に入れていたので、ささっと外してしまいます。

なお、今回も素人作業なので参考にはならない旨をご理解ください。

工具で圧入

工具を使って新品の風防を圧入していきますが、これが全く上手くいかず何度やっても斜めに入ってしまう始末。

割れたガラス風防の交換修理

作業を繰り返してみて思ったのが、これは「はめ込む」つもりで押すのではなくて風防を平らに乗せたケースを回転させながら、工具の接触部を丁寧に弱く当てていく要領なのかもしれません。

結局、用意した新品の樹脂パッキンは変形してしまい元からついていたものを再利用するハメになりました。

防水性は損なわれてしまっている確率は高いですが、この作業はもう体験したくありません。

圧入に使う工具も、より専用のものが必要と思われます。

ノーマルと並べて比較

手つかずのノーマルなケースと並べてみました。

ダブルドームではなく平らなものを選定したので色を発していない状態では純正の風防と見た目に変わりがありません。

ノーマルと並べたARコーティング風防

画像の手前がカスタムを施したBlueARの新品サファイアガラス。

どのような条件の下で青く反射するのか楽しみですが、鑑賞はムーブメントの組み上げを済ませてからの予定です。

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