GARMINのスマートウォッチvivoactive3でLCDと基盤を交換

ケースに入ったメインボード デジタルウォッチ

バッテリー交換の手順を確認するためジャンク品として入手した黒のGARMIN vivoactive3が1台手元にあるのですが、将来的に実運用を目指すのに本体が黒一色なのが気になったため別なホワイトカラーのジャンク品からLCDを移植することにしました。

また、見た目だけの判断ですがホワイトモデルのほうが状態が良さそうでしたので、ケースを開けるついでに基盤もそちらのものへを流用することにします。

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ケース以外を全て入れ替えることに

ベゼルが黒のモデル

黒一色のvivoactive3


白ケースにシルバーのベゼル

白ケースのウォッチからシルバーのベゼルを流用

今回の作業、もとの目的は黒一色のvivoactive3のベゼルをシルバーに交換することでしたが、基盤も交換するので実質的には後から用意した白のジャンク品のケースバックを交換するような要領です。

また、バッテリーについては今回の作業前に既に非純正のものへ載せ替え済みなのでケースとケースに直接付属しているパーツ以外は全て入れ替える形です。

それぞれの個体でLCDの取り外し

用意した色違いそれぞれのジャンク品vivoactive3でLCDを取り外します。

スマートウォッチ本体の外周をドライヤーを用いて加熱した後に、スマホのバッテリー交換に使用する薄い金属板をケースとベゼルの隙間に差し込んでいきます。

シックネスゲージを使って外す

このスマホ用のツールを使うのはスマートウォッチのLCDを取り外すのには常套手段のようですが、今回は手元にあるシックネスゲージも使って徐々に差し込む金属板を0.05mm刻みで厚いもの交換しながら最終的に0.25mmが入るようになったところで時計用のコジアケで外しています。

LCDとケース側に残った基盤は2本のフィルムケーブルで繋がっているのでコネクタを外す必要があります。

ベゼルを外したvivoactive3

画像の左側が黒のケースと黒ベゼルのLCD、右が白いケースとシルバーのベゼルが一体になったLCDです。

このシルバーベゼルのLCDを黒ケースに付け替えます。

基盤の取り出し

つづいて基盤についてもそれぞれ取り外します。

メインボードのネジとコネクタ

赤い丸で印をした部分がプラスのネジで固定されているのと、矢印部分にケースからのケーブルが繋がっているので外します。

黒のケースに白のメインボードを移植

基盤は真ん中にある白ケースから取り出したものを利用します。

社外品へ載せ替え済みのバッテリー

社外品のバッテリー

黒ケースに付属しているバッテリーは少し前に社外品へ交換済みですが、どうも交換前の劣化が進んだ純正バッテリーより持ちが良くない模様。

今回載せ替える基盤で運用しても同じ性能なら、また別なものへ入れ替える予定です。

バッテリーコネクタの位置

ちなみにバッテリーのコネクタはボタンのすぐ隣の位置にあってケースの裏面に向かって縦に差し込まれています。

基盤の取付は取り外しと逆の手順でネジ3本を締め付け2カ所のコネクタを元通り差し込みます。

ケースに入ったメインボード

特に目印を付けなかったのでわかりにくいですが、画像の基盤が白ケースから取り出したものをケースに移したものです。

当面はLCDをケースを仮止め

基盤の移設が済んだらLCDのケーブルも元通り取り付けます。

左のコネクタから接続

LCDのケーブルは左側(画像は上下逆向き)から差し込んだ方が取り付けやすいかなと思います。

右側を接続

つづいてボタンがある右側も差し込んでこの状態で一度電源を入れ起動に問題ないかチェックします。

シルバーベゼルに交換したvivoactive3

この状態で一度電源を入れる

最終的に接着剤でベゼルを固定しますが、今回はしばらくの間バッテリーの性能をチェックしたいのでセロテープで仮止めです。

ベゼルをセロテープで固定

この状態でバッテリーをテスト

このvivoactive3に使っているバッテリーは、時計として運用するにも性能が今一つなので別なバッテリーが到着しだいまた入れ替える予定です。

市場に納得が行くほどの良好なバッテリーが見つからなければ、この先当面の間LCDとケースはセロテープでの仮止め状態がつづくことになります。

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