100均で売っている腕時計の中身ってどうなっているのでしょう。
たまたま手元にバネ棒入手目的で購入した100均時計があったので分解してみることにしました。価格は当然100円プラス税のものです。
100円ショップの腕時計ってどんなの?
100円で腕時計が買える!?と驚いたのは平成の時代(しかも前半)の出来事で、今や多くの人が時計機能が付いたなんらかの携帯端末を持ち歩く世の中です。
100円ショップの時計は、夜間の視認を助けるためのライトすらなく、純粋に時計表示の機能しかありません。外装を含め一度そのクオリティーを知れば、欲しいと感じる場面は少ないものです。
今回は、この税抜き100円ウォッチを分解してみることにしました。
裏蓋を開ける
用意したのは以前にSTR-300J-2AFのバネ棒を紛失してしまったときにサイズ違いではありますがバンドの金具を代用するために購入したままになっていた100均時計です。
こんな事情なので付属の樹脂バンドはとうに処分済みです。
時計の裏蓋を開けるには精密ドライバーが1本あれば充分でした。
よく見ると非防水と丁寧に書かれています。
ねじ4本を外してカバーを開けると中身が結構スカスカなのが分かります。
使用電池はLR41
この時計、ケース裏は勿論どこにもゴムパッキンみたいなのは存在しません。まあ、そういったものを省いての100円という値段でしょうから当たり前です。
使用している小さなボタン電池は「LR41」でした。
このLR41は1個だけで使用されることが少ない電池かなと思います。販売も2個まとめてのパッケージというのも多い印象です。
なので、LR41を一つだけ欲しいという場面はないと思いますが、もし一つだけ欲しい場合はこの時計を買うというのもありでしょう。
もちろん残量も気にしないと言う条件にはなりませすが…(ほとんどありえませんね)。
意外に小さな基盤
こうして取り外しが可能な小さな基盤は腕時計の他にもいろんな小物に搭載されていそうですね。
ちなみに時計本体の正面から見て左側に見える二つのボタンはダミーで、時計合わせなどは右側のボタンで行います。
いかがでしたでしょうか100円ショップの時計を分解した結果、中身は意外に単純なモノでした。
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