SEIKOが作った粋なビジネスウォッチSARB033はノーマルな状態でも充分存在感のある機械式時計。
そんな優等生なモデルを自分なりにカスタマイズした記録です。
メカニカル時計SARB033のカスタム
SARB033のカスタム内容は、風防をブルーAR、長針・短針・秒針の針全て、ムーブメントをNE15。
ムーブメントはカスタムの要素が少ないですが、裏蓋から見えるローターが少しばかり違うところで個性を発揮できるかと思います。
ブルーARサファイヤクリスタル風防
サファイヤクリスタルの風防はSEIKOMOSのものです。
ブルーARとなってますが、明るい場所では青く見えません。
ダブルドームも選べましたが、こちらのフラットな形状を選んでいます。
ダイバーズウィッチ用の針
長針と短針はダイバーズウォッチ用のものをチョイスしています。
秒針はたしか同じセイコーのSARX用でした。
純正の秒針は、ネットの評判などでは不評なようでしたが自分は気にならないところでしたが、外したついでのカスタムで交換しています。
NE15ムーブメント
このNE15は6R15Cと文字盤とケースの固定に互換性があったのでポン載せが可能でした。
幸運なことに、ムーブメントはこのとき国内の販売サイトで簡単に購入可能でした。
NH35と違い、なかなか見かけない機械なのでとても気に入っています。
SARB035には青秒針
参考までに、こちらは色違い白(アイボリー)文字盤のSARB035。
秒針を同じセイコーの青い針に変更。
長針と短針はSARB033用(時計はもともと033で文字盤を交換した)を使っているので針の先に黒い筋が通ってないので全体的に白身が増して見えます。
SARB035は中枠を製作依頼してムーブメントをNH35に乗せ換えて使っています。
NH35だと、パーツが入手しやすいのでトラブルはほぼ自分で解決できそうです。
SARB033のパーツごとカスタム難易度
これまでSARB033につては、何度か小出しに記事に書いていましたが現状はこのような感じに落ち着いています。
これらカスタム内容で最も難易度が高かったのが風防の交換でした。
外すのは簡単ですが、新しいものを圧入するときに平らに入れたつもりが、どうしても斜めになってしまうのは使う工具にもよるのかと感じる部分があります。
好みで純正と同じフラットなタイプを選んでいますが、パーツとして扱うときにダブルドームだと表裏を判別しやすいのは便利かもしれません。
次に難しかったのは秒針の取り付けですが、他の時計でも何度かチャレンジするうちにSEIKOの純正パーツが入手できるなら純正は取り付けがわりと簡単なことに気付きました。
秒針とテンプの取り扱いに慣れれば時計いじりも楽しさが増すのではと考えます。
SARB033は、仕事で大量に汗をかく日、雑作業が多い日は持ち出すことを控えてしまう時計。
大事にしすぎないよう、ときどき軽く振ってやったり巻いてやったりと完全に趣味時計と化している状態です。
SEIKO SAR033のこと
おすすめ記事